今回はカネ美食品(2669)の株主優待を紹介します。
このブログでは・・・
「株主優待がもらえる株に投資したい!」
「どんな株に投資したらいいかわからない!」
「投資するなら会社や業績のことも知りたい!」
そんな方に「優待の内容」「優待のもらい方」さらに「どんな会社なのか」などをわかりやすく説明します。
カネ美食品(2669)の株主優待
優待でもらえるもの
セレクトグルメ配達便
必要株数 | 優待内容【年2回】 |
---|---|
100株 | 3,000円分 |
300株 | 5,000円分 |
1,000株 | 10,000円分 |
株主優待は「セレクトグルメ配達便」というグルメカタログです。
選べる品は8種類で、厳選されたラインナップです。
優待内容は100株→300株→1000株と保有株数が増えるとグレードアップします。
具体的なラインナップはこちら!
優待をもらう方法
権利確定月 | 最低投資金額 |
---|---|
2月 8月 | 280,400円 |
カネ美食品の権利確定月は2月と8月なので、それぞれ月末の権利確定日までに株を保有しておく必要があります。
そして、この優待は100株以上保有するともらうことができますので、現在の株価から計算すると最低投資金額は、280,400円です。
30万円前後の投資資金が必要ですので、株価が下がったタイミングで取得したいですね。
実際に届いた株主優待
私は100株を保有しているので、3000円相当のセレクトグルメを年2回いただいています。
カタログの品数は8品と少ないですが、どれも厳選されたグルメです。
私が2021年8月でいただいたのはこちら!
カゴメ フルーツジュースギフトです!
たくさん入っていてお得感があります。
普段飲んでもいいですし、お客さんなどが来た時もいいですね。
2021年2月優待では「凍らせて食べるアイスデザート」を選びました。
常温保存できて、食べる前に凍らせるタイプのデザートです。
株主優待生活をしていると、優待品で冷凍庫がパンパンになりますので、常温保存は助かります。
カネ美食品について
投資をするにおいて、どんな会社なのか、また、業績はどうかを確認していきましょう。
会社の特徴
カネ美食品 は、スーパーマーケット、百貨店、駅ビル等に惣菜店舗を展開する「テナント事業」と、コンビニ(ファミリーマート)向け商品の製造や生協から夕食宅配の製造を受託する「外販事業」を行っています。
次にチャートで株価の動きを見ていきましょう。
コロナ前からの週足のチャートを見てみます。
コロナでの大きな下落と回復、2月と8月の権利確定日前後は大きく値動きしています。
それ以外は、比較的値動きが少ないチャートです。
会社の業績
次に売上高を見ていきましょう。
グラフは過去4年間と2022年の会社予想の売上高です。
2018年以降売り上げが減少傾向です。
コロナで外出が減った影響で、駅やコンビニ向けに商品を作っているカネ美食品は大きく売り上げ減少となりました。2022年の会社予想では多少回復の予想です。
上方修正に期待したいところです。
次に営業利益も見ていきましょう。
営業利益も売上高と同様にコロナの影響が大きく出ています。
2022年の決算を注視していきたいですね。
投資するときに見ておく数字
優待や配当金の利回り
株価 | 2,804円 |
優待利回り | 2.14% |
配当利回り | 0.61% |
合計利回り | 2.75% |
配当利回りは低いので、今後の増配に期待です。
合計利回りは2.75%とまあまあな数字です。
指標(PER・PBR・ROE)
PER | 36.2倍 |
PBR | 1.13倍 |
ROE | 0.88% |
指数を見ると少し割高といった印象です。
また、現在は売上高と営業利益が減少していますので、ROEは低く出ています。
PER・PBR・ROE について
PER | 今の株価が1株あたりの純利益の何倍なのかを表す数値です。日本の上場企業はPER15倍程度が平均とされているので、一般的にPER15倍よりも高ければ割高、低ければ割安とされることが多いです。 |
PBR | 今の株価が1株あたりの純資産の何倍なのかを表す数値です。一般的にはPBRが1倍以上なら割高で、1倍未満であれば割安と考えられています。 |
ROE | 自己資本利益率と訳され、企業が自己資本によってどれだけ効率よく利益を出しているかを表す数値です。一般的に8%以上が投資の目安とされ、10%~20%だと優良企業であると考えられています。 |
まとめ
今回はカネ美食品の株主優待について紹介させていただきました。
最後にポイントをまとめると・・・
- 優待は厳選されたグルメカタログが年2回
- 株数の増加で優待内容がグレードアップ
- 売上高や営業利益は近年下がり気味
今回は以上です。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
投資の参考にしていただければ幸いです。
テトラ